勤医協歯科

セラミック

プレスセラミッククラウン
 セラミック(陶器)のインゴット(塊)を高温で溶融し、高圧でプレスして成型するオールセラミック(金属ゼロ)の製品でインレー、クラウン、ブリッジがあります。
 歯の詰め物、クラウン(かぶせ物)やブリッジ治療において、金属を使わないで全てセラミックの材料で修復する最新の治療法で金属アレルギーや金属の露出による歯茎が黒ずんだりするような心配がありません。また通常のセラミック(陶器)より約4倍の強度(陶材の中で一番硬い400Mpa)があり注目されています。透過性に優れる材料を活かすため支台(土台)はメタルコア(金属支台)ではなくレジンコア(プラスチック支台)をおすすめします。

プレスセラミックはステインとレイヤリングの2タイプ

ステインタイプ(人工の歯をより自然の歯に見せるためにステイン材を使って着色するもの)

 セラミックの塊(単色材料)を高温で溶融、プレスしてインレー、クラウンを作ります。
色調が単調になるのでステインテクニックで色調を整えます。

レイヤリングタイプ(異なった色を何層にも重ねて自然観を表現するもの)

 プレスセラミックでフレームを作ります、そのフレームの上部に専用のセラミックを築盛することでより透明感の強い多彩な色調再現が可能になりました。二層構造の多彩なオールセラミックシステムです。料金的にはステインタイプより高めに設定されてます。

医療法人 北海道勤労者歯科医療協会