勤医協歯科

勤医協歯科特集号外

人口の歯根を顎の骨に埋め込む治療法インプラント
インプラントは、通常入院をせずに局所麻酔下で骨に埋入します。顎の骨とインプラントが結合するのを待ち、歯の修復物を固定します。この治療期間は状況により異なりますが、約6週間〜12週間を必要とします。
 インプラントの方法
インプラントとは
インプラントとは失った歯の代わりに「人工の歯根」を顎の骨に埋め込み、その上に「人工の歯」を作り、かみ合わせを回復する治療法です。材料はチタンです。チタンは体となじみやすく、強度も優れており、他の金属に比べてアレルギーを起こす可能性が極めて低いことが特徴です。インプラントの歴史は古く、紀元前3世紀頃のエジプトの記録にも残されています。当時は歯の抜けた穴や歯そのものに象牙、宝石などを埋めたものであり、美しさや力の象徴として行われました。現在のインプラントは噛むことと美しさの両方の機能を兼ね備えており、世界中の臨床で広く用いられています。
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インプラントの手順は?
まず、口腔内の状況を審査し、問題がなければインプラントを顎の骨に植えます。手術は局所麻酔で行い、大きな痛みを伴うことはなく歯を数本抜く手術に近い感じです。インプラントを植えて1〜3ヶ月位たって、骨と完全結合してから、人工の歯を被せます。
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どのくらいもちますか? 
口腔内の状態、全身状態、歯ブラシの状況、生活習慣など、個々の条件が違うために一概には言えません。10年後に90%以上のインプラントが健康な状態を保っているという報告もあります。しかし、硬いものばかり噛む人、歯ブラシを怠る人、歯ぎしりのある人などはインプラントの寿命も短い場合があります。インプラントを維持するため、口腔衛生に心がけ、定期検診を必ず受けてください。
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他の新療法との比較
失った歯を回復する代表的な治療法としてはブリッジ、義歯、インプラントがあります。
【ブリッジ】
ブリッジ

◆長所
・違和感がない
・固定式で安定性がある
◆短所
・ブリッジを固定するために周囲の歯を健康な状態であっても削る必要がある
・ブリッジを支える歯に負担がかかる
・噛む力は自分の歯の約1/2


【義歯】
義歯 ◆長所
・歯を削らなくてすむ
◆短所
・慣れるのに時間と努力がいる
・義歯を支える歯に負担がかかる
・取り外して手入れをする必要がある
・噛む力は自分の歯の約1/3

【インプラント】
インプラント ◆長所
・周囲の歯を削らなくてすむ
・周囲の歯に負担がかからない
・違和感がない
・噛む力は自分の歯とほぼ同じ
◆短所
・手術が必要
・骨のないところにはインプラントを植立できないことがある
・全身の病気によってはインプラントができないことがある
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このような方におすすめです
  ・ 義歯の違和感が気になり、おいしく食事ができない。
・ 義歯を固定するバネの見た目が気になる。
・ 義歯を入れたことにより老齢を感じる。
・ 人前で義歯をはずして清掃することをためらう。
・ 職業的に義歯では不自由を感じる。
・ 義歯は一応使えているが、もっと使いやすくしたい。
・ ブリッジを入れるために健康な歯を削りたくない。
・ 歯を失った周囲の歯に負担がかかり、動いてきた。

インプラントはこのような方に最適です。それぞれの治療法には長所、短所がありますので担当医とよく相談し、ご自分にあった治療法を選択してください。

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勤医協友の会新聞

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医療法人 北海道勤労者歯科医療協会